新年、おめでとうございます。
ビリングシステム株式会社代表取締役の江田敏彦です。


日頃からご支援を頂き誠に有難うございます。新しい年の初めに謹んでご挨拶させていただきます。

 

昨年は一昨年に続き、コロナ対応に始まりコロナ対応に暮れた1年でした。
そのような環境下にあっても、皆様のご支援の下、会社の事業運営を継続でき、更に、従来事業や新たなサービスの展開・発展もでき、当初の計画以上の事業実績を残すことができました。
こうした中で、新しい年を迎えることができましたこと、心から感謝致します。
ありがとうございました。

 

今年はまだオミクロンを始めとしてコロナの行方がどうなるかは分りませんが、日本も世界もコロナを前提とした、コロナと共生する新しい価値観の社会構築が急速に進展すると考えています。
これらの社会の動向をしっかりと見極め、取引先の皆様や社員の健康と安全を図りつつ、世の中に役立つ、先進的な対応が展開できるように事業構築し、運営し、この会社を発展させていきたいと考えています。
今年も世の中に役立つ働きができることを楽しみにしています。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

次に、去年の実績について簡単に振り返ります。
第1に、当社の事業基盤であるクイック入金の安定的な伸びと収納代行の定常的な利用に加え、PayB事業の拡大ができたことが挙げられます。
更に、Fingo社では、クレジットカード決済に加え、電子マネー、スマホQR決済等の各種決済を可能とする決済端末の機能開発を受託し、製造、納入することができました。
一方、コロナの影響拡大により、インバウンド対応は計画を大きく下回りましたが、アフターコロナに向けた事業基盤の確立や新たな事業やマーケットの開拓などの地道な対応を実施しました。
これらは、今後の当社の収益基盤として育てていく所存です。期待してください。
この結果、当社グループ全体として、業績は堅調に推移しております。

 

昨年の実績は凡そ以上の通りですが、この中で今後の発展に繋がる大きな成果としては、クイック入金と収納代行に加えて、PayB事業が当社の事業基盤として確立できたことだと言えます。

 

具体的に申し上げますと、PayBが主に決済の対象としているコンビニ払込票は日本の支払方法のインフラとして既に確立していますが、年間で発行されるコンビニ払込票は10億枚強あると言われております。これに対し、当社が契約した払込票発行機関(PayB加盟店)から申告を受けている年間発行枚数の累計は、7億枚を超えています。これはPayBが税金や公共料金等のコンビニ払込票の決済チャネルにおいて、現時点で市場の約70%をカバーすることができたことを意味しています。
このPayBが構築した払込票の決済ネットワークを、クイック入金や自動車保険の収納代行と同様に、税金や公共料金等の払込票決済のハブ機能として、各種の決済サービスや決済利用機関に提供することができ、今後はこれによる売上の拡大と共に、決済チャネルのカバー率も更に引き上げることが可能となります。

 

昨年は、この決済チャネルを提供するサービスのPayB ハブが、当社の新たな決済基盤として確立できたと言えます。このチャネルについては、今後の創意と工夫と努力で、数年のうちに当該決済チャネルのシェアの大半を押さえることができると考えております。

 

次に、今年の目標と将来の計画についてです。

 

まず、今年、重点的に対応していく業務推進の目標は、以下の通りです。

  1. 当社の事業基盤であるクイック入金の安定的な伸びと収納代行の定常的な利用に向けた対応を引続き推進すると共に、PayB事業の拡大に向け、銀行や信用金庫、農協、等のPayBに接続する金融機関の増加を拡大すると共に、クレジットカード会社、電子決済会社やスマホ決済事業者等のPayB以外の決済機関との連携を広げ、PayBが決済機関側のハブとなる機能確立を推進する。
  2. PayBの決済機関側のハブ化対応と並行して、地方公共団体や通信販売会社等の一般企業との提携を進め、利用機関側にとっての決済ハブとしての機能確立を推進し、結果として決済機関と決済利用機関の双方にとって利便性の高い決済ハブの構築を推進する。
  3. 大学や小中高の学費収納サービスのインフラとなる機能と基盤、業務フローを確立する。
  4. 医療機関の診察費支払いと処方箋発行、及び調剤薬局への情報連携等の決済に紐づく情報連携を可能とするシステムと業務フローを確立し、これによる医療関連情報基盤を構築する。

 等について検討を進め、本年の業務として推進したいと考えています。

 

次に、近い将来の展開や対応見込みは以下の通りです。

 

まず国内基盤の充実に向けた対応として、

  1. IDECOやNISA等の利用者拡大に併せて、個人年金や個人の証券投資等のマーケットは継続して拡大すると考えており、これに対処する為、今後も年率10%程度の伸びを想定してクイック入金の機能を整備拡充し、サービス対応の改善を進める。
  2. (PayBを除く)収納代行は、現行の保険料収納を主体とする限りにおいては当面横ばいと考えていますが、今後、拡大が期待されるメール決済及びSMS決済に向けた対応を進める。
  3. PayB及びPayBハブを、地方税払込等の公共機関関連の決済基盤とすべく、各金融機関との連携と地方公共団体等の収納機関との連携による基盤確立を進める。
  4. PayBによる学納金決済のサービス機能を実現し、その成果を大学や小中高等に連携し、マーケットシェアの獲得及び拡大を目指す。
  5. 越境ECでのWeChatのミニプログラムを始めとして、海外の各種決済と連携し、カスタマイズし、決済、物流、通関の一元化サービスを提供すると共に、そこから派生するファクタリングサービスの構築を推進する。
  6. 越境ECによる海外への販売支援として、地方銀行等の取引先メーカーや流通企業の商品の発注、決済、集荷、物流、通関、配送を可能とする仕組みの構築を推進する。
  7. 日本国内で購入するMade in Chinaを始めとする海外製造の商品購入に際し、中国等の外国からの物流、通関、配送、決済を一元化する仕組みの構築を推進する。
  8. 決済に紐付く様々な情報は、請求者と被請求者が正しいと認める本物の情報であり、これらを集約し、ビックデータ解析として加工分析することにより、様々な情報分析を可能とする仕組みの構築を推進する。

 等の検討を進めたいと考えています。

 

まだまだ未熟ではありますが、地道に決済基盤機能の構築拡大を進めていきたいと考えております。
今年も引続き皆様のご支援を賜りたく、宜しくお願い致します。

 

ビリングシステム株式会社
代表取締役  江田敏彦